お盆の玉串料の書き方って?

お盆の玉串料の書き方って?

お盆の時期に神式の法要に参列することになって、玉串料の書き方で悩んでいませんか?

「御玉串料」って書けばいいのか、それとも他の書き方があるのか、金額はどうやって書くのが正しいのか、初めてだとわからないことばかりですよね。

この記事では、お盆の玉串料ののし袋の選び方から表書き、中袋の金額の書き方まで、わかりやすくご説明しますね。

正しいマナーを知っておけば、安心して法要に参列できますし、ご遺族の方にも失礼のない形でお気持ちを伝えられますよね。

一緒に見ていきましょう。

お盆の玉串料は「御玉串料」と書くのが基本です

お盆の玉串料は「御玉串料」と書くのが基本です

お盆の時期に神式の法要に参列する場合、のし袋の表書きには「御玉串料」または「玉串料」と書くのが最も一般的とされています。

神道では、玉串(榊の枝)を神前にお供えする代わりに現金を包むため、この名称が使われるんですね。

水引は双銀・双白・黒白の結び切りを選び、蓮の柄など仏式特有のデザインは避けるのがマナーとされています。

中袋には金額を大字(旧字体の漢数字)で「金壱萬圓也」のように縦書きで記入し、裏面には住所と氏名を書くのが正式な形なんですね。

なぜお盆に玉串料を包むのか?基本を知っておきましょう

お盆と神道の関係を理解しておくことが大切です

お盆といえば仏教の行事というイメージが強いかもしれませんね。

でも実際には、故人やご家族が神道を信仰されている場合、お盆の時期にも神式の霊祭や法要が行われることがあるんです。

神道では「霊祭」と呼ばれる追悼の儀式があり、お盆前後に新盆の霊祭を行うご家庭もあるんですね。

そのような場合、参列者は仏式の「御香典」や「御仏前」ではなく、神式の「御玉串料」として現金を包むのが正しいマナーとされているんです。

玉串料と香典の違いを押さえておきましょう

玉串料は神道の葬儀や法要で使われる言葉で、仏教の「香典」に相当するものなんですね。

本来は榊の枝に紙垂(しで)をつけた「玉串」を神前にお供えするのですが、それに代わる金銭としての意味があるんです。

仏式と神式を混同してしまうと失礼に当たるかもしれませんから、事前にご家族の宗教を確認しておくことが大切ですよね。

もし不安な場合は、葬儀社さんや親族の方に確認すると安心ですよ。

「御玉串料」以外の表書きもあるって本当ですか?

実は神式の法要では、「御玉串料」以外にも使える表書きがいくつかあるんですね。

「御霊前」「御神前」「御榊料」なども使われることがあるとされています。

ただ、地域や神社によって慣習が異なる場合もあるので、迷ったときは「御玉串料」と書くのが最も無難で間違いがないとされているんですね。

特にお盆の時期の法要では、通常の神葬祭や霊祭と同じマナーが適用されると考えてよいでしょう。

のし袋の選び方と表書きの具体的な書き方

まずは適切なのし袋を選びましょう

神式の法要用ののし袋は、仏式とは少し違うんですよね。

水引は双銀・双白・黒白の結び切りを選ぶのが一般的とされています。

「結び切り」というのは、一度結んだらほどけない形の水引で、「二度と繰り返さない」という意味があるんですね。

蓮の花が描かれているものは仏式専用なので、神式では絶対に避けましょう。

文房具店やコンビニで購入する際は、「神式用」「御玉串料用」などと書かれたものを選ぶと安心ですよ。

表書きの書き方を詳しく見ていきましょう

のし袋の表面、上段の中央に「御玉串料」と縦書きで書きます。

筆記具は毛筆か筆ペンを使うのがマナーとされていて、弔事なので薄墨が理想的なんですね。

ただし最近では、市販ののし袋に印刷されている表書きが濃墨のものも多いので、濃墨でも差し支えないという意見もあるんです。

下段には贈り主の氏名をフルネームで縦書きします。

水引の下、中央に自分の名前を丁寧に書いてくださいね。

連名で書く場合のルールも知っておきましょう

夫婦で参列する場合や、複数名で包む場合もありますよね。

連名で書く場合は、右から左へ、目上の人から順に名前を並べて書くのがマナーとされているんです。

3名までなら全員の名前を書いても大丈夫ですが、4名以上になる場合は代表者の名前を書いて、その左に「外一同」または「他一同」と添えるのが一般的なんですね。

会社の部署などでまとめて包む場合は、別紙に全員の名前と金額を書いて、のし袋に同封するとより丁寧ですよ。

中袋(中包み)の書き方を詳しく解説します

金額は大字で書くのが正式なマナーです

中袋の表面には、包んだ金額を縦書きで記入するんですね。

ここで使うのが「大字(だいじ)」と呼ばれる旧字体の漢数字なんです。

大字を使う理由は、改ざん防止のためとされているんですよ。

普通の「一」「二」「三」だと、線を足して金額を書き換えられてしまう可能性があるからなんですね。

大字の一覧を覚えておきましょう

実際によく使われる大字をご紹介しますね。

  • 1 → 壱(または弌)
  • 2 → 弐
  • 3 → 参
  • 5 → 伍
  • 10 → 拾
  • 1,000 → 阡(または仟)
  • 10,000 → 萬

たとえば1万円を包む場合は「金壱萬圓也」、3万円なら「金参萬円」と書くんです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、書き方を覚えておくと色々な場面で役立ちますよ。

横書き欄がある中袋の場合はどうすればいいですか?

最近は、中袋にあらかじめ横書きの金額記入欄が印刷されているものもありますよね。

そういった場合は、アラビア数字で「10,000円」のように書いてもマナー違反にはならないとされているんです。

これは「昔ながらの正式なマナー」と「現代的な実務マナー」の違いなんですね。

ただし縦書きの欄がある場合は、やはり大字で書く方が丁寧な印象を与えられるかもしれませんね。

裏面には住所と氏名を忘れずに書きましょう

中袋の裏面、左側または左下に、贈り主の住所と氏名を縦書きで記入します。

住所の番地などは「五丁目七番地」のように、通常の漢数字(一、二、三…)で書いて大丈夫なんですよ。

遺族の方が後でお礼状を送る際の参考になるので、住所や氏名は丁寧に読みやすく書くことが大切ですよね。

特に旧字体の地名などがある場合は、正確に書くように心がけましょう。

玉串料を渡すときのマナーと注意点

切手盆に乗せて渡すのが正式な作法です

玉串料は直接手で渡さず、小さなお盆(切手盆)に乗せて渡すのが正式なマナーとされているんですね。

切手盆とは、冠婚葬祭で金封を乗せる小さな黒塗りや朱塗りのお盆のことなんです。

ただ実際には、受付で記帳する際に直接渡すケースも多いですよね。

その場合は、のし袋を袱紗(ふくさ)から出して、両手で丁寧にお渡しするのがマナーとされています。

金額の相場も気になりますよね

玉串料としてどのくらいの金額を包めばいいのか、悩むところですよね。

一般的には、故人との関係性によって金額が変わってくるんです。

親族なら1万円~3万円程度、友人・知人なら5千円~1万円程度が目安とされることが多いようですね。

もちろん地域やご家庭の習慣によっても違いがありますから、周りの方と相談してみるのもいいかもしれません。

新札を用意すべきか、それとも旧札がいいのか

弔事の場合、「急なことだったので新札を用意する時間がなかった」という意味を込めて、旧札を使う方がよいという考え方もあるんですね。

ただし神式では、そこまで厳密に決まっているわけではないとも言われています。

新札しか手元にない場合は、一度折り目をつけてから包むという配慮をすると、より丁寧な印象になるかもしれませんね。

汚れたりシワだらけのお札は避けて、なるべくきれいな状態のものを選ぶのが基本ですよ。

よくある間違いと注意したいポイント

「御香典」と書いてしまわないように気をつけましょう

これが一番よくある間違いなんですが、神式の法要なのに「御香典」と書いてしまうケースがあるんですね。

「香典」という言葉は仏教の用語なので、神式では使わないのがマナーとされているんです。

必ず「御玉串料」か「御神前」などの神式に適した表書きを使うように注意しましょうね。

蓮の柄ののし袋を選んでしまうミス

コンビニや文房具店で急いで購入すると、つい蓮の花が描かれたのし袋を選んでしまうことがあるかもしれません。

蓮の花は仏教のシンボルなので、神式では絶対にNGなんですよ。

購入する際は、必ず「神式用」か「白無地または白黒の水引のもの」を選ぶようにしてくださいね。

薄墨と濃墨の使い分けで迷う方も多いですよね

弔事では薄墨を使うのが正式とされていますが、実際にはどうなのでしょうか。

表書きは印刷されていることも多いので、氏名を書く際に薄墨か濃墨かで迷う方が多いんですね。

最近では、読みやすさを重視して濃墨でも問題ないという意見も増えてきているんです。

ただ、より丁寧にしたい場合は薄墨の筆ペンを使うと、伝統的なマナーに沿った形になりますよ。

具体的なシーン別の書き方例をご紹介します

【ケース1】夫婦でお盆の神式法要に参列する場合

ご主人とご一緒に参列する場合、のし袋の書き方はどうすればいいか気になりますよね。

基本的には世帯主であるご主人の名前だけを書くのが一般的なんです。

表書きは「御玉串料」、その下にご主人のフルネームを書きます。

奥様の名前は書かなくても失礼には当たらないとされているんですね。

ただし、奥様も故人と親しい関係だった場合は、連名で書いても構わないんですよ。

その場合は、右側にご主人の名前、左側に奥様の名前(名のみでもフルネームでも)を書きます。

【ケース2】会社の同僚数名で包む場合

職場の方々と一緒に玉串料を包むこともあるかもしれませんね。

3名までなら、全員の名前を右から順に目上の方から並べて書くことができます。

4名以上になる場合は、代表者の名前を書いて、その左側に「外一同」と添えるのが一般的なんです。

別紙に全員の氏名と金額を記載したリストを作って、のし袋に同封するとより丁寧ですよ。

これは遺族の方がお礼状を送る際の参考になりますからね。

【ケース3】お盆の新盆祭に初めて参列する場合

新盆(初盆)は故人が亡くなって初めて迎えるお盆のことで、特に丁寧に法要が営まれることが多いんですね。

神式の新盆祭に参列する場合も、基本的な書き方は同じです。

表書きに「御玉串料」、金額は大字で「金壱萬圓也」のように書きます。

初めての参列で不安な場合は、他の親族の方や葬儀社の方に事前に確認しておくと安心ですよね。

「初めてなので教えていただけますか」と素直に聞くことは、決して恥ずかしいことではありませんよ。

お盆の玉串料の書き方まとめ

お盆の時期に神式の法要に参列する際、玉串料の書き方について詳しく見てきましたね。

大切なポイントをもう一度整理しておきましょう。

  • のし袋は双銀・双白・黒白の結び切り水引を選ぶ
  • 表書きは「御玉串料」が最も一般的で無難
  • 氏名は水引の下、中央にフルネームで縦書き
  • 中袋の金額は大字(壱、弐、参など)で縦書きが正式
  • 横書き欄がある場合はアラビア数字でも可
  • 裏面には住所と氏名を忘れずに記入
  • 「御香典」や蓮の柄は神式ではNG

初めての方にとっては覚えることが多く感じられるかもしれませんが、一度覚えてしまえば次回からはスムーズに準備できますよね。

何より大切なのは、故人を偲ぶ気持ちと遺族への配慮なんです。

マナーは相手への思いやりの形ですから、丁寧に心を込めて書けば、きっとその気持ちは伝わりますよ。

自信を持って法要に参列してくださいね

ここまで読んでくださって、お盆の玉串料の書き方について理解が深まったのではないでしょうか。

最初は難しく感じられても、一つ一つのルールには理由があって、それを知ることで自然と覚えられるものなんですよね。

もし不安な点があれば、参列前に確認しておくことをおすすめします。

わからないことがあったら、遠慮せずに親族の方や葬儀社の方に聞いてみてくださいね。

大切なのは、故人を偲ぶ気持ちを形にして、ご遺族に寄り添うことなんです。

マナーを守りながら、温かい気持ちで法要に参列することが、何よりも大切なことだと思いますよ。

あなたの誠意は、きっと伝わります。

自信を持って、心を込めて玉串料を準備してくださいね。

実は私自身、数年前に初めて神式の法要に参列したとき、玉串料の書き方で本当に困った経験があるんです。

仏式のお葬式には何度か行ったことがあったので、「香典」なら書いたことがあったんですが、「御玉串料」という言葉自体を初めて聞いて、まず何て読むのかもわからなかったんですよね。

慌ててインターネットで調べて、大字の書き方を見ながら何度も練習したのを覚えています。

「壱」という字を書くのも初めてで、バランスが難しくて何枚も紙を無駄にしてしまいました。

しかも当日、受付で他の参列者の方が切手盆を使っているのを見て、「え、お盆に乗せるの?」と内心焦ったものです。

幸い受付の方が優しく受け取ってくださったので助かりましたが、事前にもっと調べておけばよかったと反省しました。

それ以来、冠婚葬祭のマナーについては、わからないことがあればすぐに調べるようにしているんです。

失敗から学んだことは、「知らないことは恥ずかしいことじゃない、知ろうとしないことが問題なんだ」ということですね。

あなたもこの記事を読んで準備をしようとしている時点で、とても丁寧な方だと思いますよ。

きっと素晴らしい形で故人を偲び、ご遺族の方にも感謝されると思います。

私の失敗談が少しでもあなたの参考になれば嬉しいですし、同じような不安を感じている方は決してあなただけではないということも知っていただけたら幸いです。